ライアー

その楽器はとても繊細でやわらかい音色を奏でます
懐に抱えて弾くと胸から体中に響きが染み込んでゆき
まるで我が子のようにいとおしく感じてしまいます

ひとつの板から丁寧に削り出して作ってゆく作業
その人のぬくもりが木のぬくもりと同化してゆきます

そして生まれくる音色
毎日、変化するその音色に気づく時
自分の心もまた同じでない事に気づき
新たなる自分もまたそこに生まれるのでしょう

 

 

オリジナルライアー

サイズ

約250㎜×400㎜×35㎜(横×縦×厚み)

材質

・本体:桜、タモ、トチなど (その時の在庫状況によります)
・ブリッジ(下側の細長いパーツ):ウエンジュ、パドックなど
・弦:スティール弦

形は自由ですが、弦の張り方、音の響き、制作の難易度などに留意して決めてゆきます。基本的に穴開き型(写真左)とトレイ型(写真右)のものに分かれます。(箱形ボディの製作は現在ありません)

  • 穴開き型(穴の大きなもの)
    大型の演奏用ライアーの形などが元となっており、穴のこちら側(右手)と向こう側(左手)の双方(両面)から弦を弾くことができます。この場合、左手で弾くのはピアノの黒鍵部分と同じ、♯や♭音です。全音階希望の形はこちらとなります。
  • トレイ型
  • ペンタトニック(5音階)、ヒーリング系サウンド、ダイアトニック(半音のないもの)

  • 右側・・・太く長く→音が低くなる
  • 左側・・・細く短く→音が高くなる(左利きの方は逆も可。)

音の響きと形の関係 

楽器は振動が伝わりやすく作ってあげるとよく響きます。
本体の枠部分以外をできるだけ薄くすることで響きが増します。
また、穴の大きなものよりもトレイ型の方が響きは良くなります。

音階

弦の数は13~16本くらいまで。以下は例です。左・低音→右・高音。
希望に応じて作成できます。

  • 全音階(クロマティック) ソラシドレミファソラシド(プラス半音部分)
  • ダイアトニック ソラシドレミファソラシドレミ
  • ペンタトニック
  •  1、ドレミソラドレミソラドレミ
  •  2、ソソラドドレミミソソラドドレミミ
      (共鳴を増やすためにドミソを2本ずつにしている。ダイアトニックに変えることも容易)
  • タオライヤーチューン レレミミララシシレレミミララシシ

制作について

ワークショップ製作日数

通常は4~5日かけて制作するワークとなります。
出張の場合は4~5日連続というのが難しい場合が多いと思いますので、ガイネが事前に形や弦用の穴開けなどを済ませておき、短縮して行うことが出来ます。何日で行うかを相談して決めてゆきます。製作日数など、出張でない場合もご相談ください。

制作費用

  • 通常ワーク 一台 38,000円
  • 出張ワーク 台数分 + 交通費、会場費、宿泊費
  • 受注製作の場合 48,000円

その他のライアー

基本的に自由に、自分の好きなデザインで作ることをお勧めしています。

ミニタオライアー

サイズ:約400×600㎜ 弦の数:27~36本 ひとつの音に対して3本の弦を張ってゆきます。 通常ワークでの製作費・・・100,000円 受注製作の場合・・・110,000円

クロマティックライアー

サイズ:約350×550㎜ 弦の数:25本 すべての音をだせます。(ソから2オクターブ上のソまで。) ピアノで言う黒鍵の音を左手で弾きます。弦の高さを調整してあります。 通常ワークでの製作費・・・90.000円 受注製作の場合・・・100,000

その他、様々なパターンに出来るだけ対応しています。

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