自ら楽器を作り、演奏する創作音楽家。
東京学芸大学を中退し、ギターを手に歌い始める。東海道53次単独完歩などの旅の後、アジア放浪中、ネパールでサーランギという楽器を造り、演奏し、歌う職業歌人「ガイネ」と出会う。帰国後、改名し、サーランギの製作を始める。
1999年に神奈川の山里藤野に移り住んで以降、ネイティブアメリカンフルートを中心に制作と演奏を開始。タオス・プエブロのフルート奏者、ロバート・ミラバルをはじめ、国内外様々なアーティストとのコラボなども行う。
ネイティブアメリカンの思想と、この世界を覆う調和の響きの具象との出会いは、大地、天と繋がる意識、ルーツ感覚を持つことの大切さへと繋がり、自然界と共存する祈りの音楽としてガイネ独特の響きの世界を生み出している。
2019年公開中の映画「リーディング」(白鳥哲監督)にフルートで音楽参加。その他、相模原市の小学校校歌やキャラクターソングなどの制作、舞台音楽、映画などへの楽曲提供、楽器作りワークショップ、環境保全、地域活性NPOなど多方面で活動。
東日本大震災後に始めた福島の親子の保養活動団体「しのばらんど」の代表も務める